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ミクロな遊色層が生み出す極彩色の世界……カナダ・アルバータ州の公式の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース/【al472】
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こちらは、カナダ・アルバータ州が生み出した、生物起源の宝石、アンモライトです。同州の公式の宝石としても知られています。
アンモライトの最大の魅力は、この鮮やかな「遊色効果」にあります。これは色素による色ではなく、殻の主成分であるアラゴナイト(霰石)の微細な層が、光を干渉させることで生まれる輝きです。燃えるような赤から瑞々しい緑へと移り変わるグラデーションが見事に現れています。
遊色層は薄く脆いため、保護のため、表面に薄く樹脂がコーティングされています。アンモライトは1981年に宝石として認定されました。かつて白亜紀の海を泳いでいたアンモナイト(プラセンチセラス)の殻が、7000万年という悠久の時を経て結晶化したものです。
アンモライトの特徴は、見る角度、光があたる角度によって色が変化することです。万華鏡に例えられることもある非常に美しい色彩の変化をお楽しみください。産地であるカナダ・アルバータ州の先住民ブラックフット族は、この石を「イニスキム(バッファローの石)」と呼び、幸運を呼ぶお守りとして大切にしてきました。
光の当たり方で印象がガラリと変わる様子を存分に楽しめます。
裏面です。華やかな表側の雰囲気と打って変わって本来の化石としての味わいを見せてくれます。アンモライトの母岩はきめ細かい褐色の頁岩です。
最厚部は約3ミリです。遊色層がいかに薄いのか、おわかりでしょうか。
左右幅約24ミリです。アンモライトの発掘地域は、カナダ・アルバータ州内でもごく限られた地域(主にベアポー層周辺)にのみ分布しています。そんな限られた地域からのみ産する、極めて希少な生物起源の宝石を、ぜひ手に取って、角度を変えながらご覧ください。鉱物起源の宝石とはまったく異なる、深みある輝きを実感していただけるはずです。
100円硬貨との比較です。暖色に加え、鮮やかなグリーンを呈する、色彩豊かな、アンモライトのピースです。
白亜紀後期の海中を遊泳するプラセンチセラス(アンモライトの殻の元の主)の姿を、想像したイラストです。
商品スペック
| 商品ID | al472 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | ミクロな遊色層が生み出す極彩色の世界……カナダ・アルバータ州の公式の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 2.4cm×2.3cm×厚0.3cm |
| 商品解説 | ミクロな遊色層が生み出す極彩色の世界……カナダ・アルバータ州の公式の宝石、アンモライト(Ammolite)のピース |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























