竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース アンモライト 販売

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竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース/【al460】

竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al460】

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竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース(その1)

こちらは、北米ロッキー山脈の東側斜面でのみ採取される、希少な化石・アンモライトです。アンモライトは、約1億年前、西部内陸海路(Western Interior Seaway)と呼ばれた古代の内海に生息していた、プラセンチセラスというアンモナイトの殻が化石化したものです。 この色彩豊かな輝きは、主成分であるアラゴナイトからなる「遊色層」から放たれています。

竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース(その2)

アンモライトは、1981年に世界宝石連盟(CIBJO)によって宝石として公式に認定され、それ以来、本格的な商業採掘が行われています。2022年には、カナダ・アルバータ州の「州の宝石」にも選ばれました。

竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース(その3)

このように、特有のクラックが入ったものは、「竜の鱗」や「ドラゴンスキン」とも呼ばれ、コレクターの間で大変人気があります。

竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース(その4)

裏面に、このようなグレーの母岩が見られるのも、アンモライトの特徴のひとつです。褐色の頁岩で、非常にきめ細かく、美しい石です。

竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース(その5)

最も厚い部分で約1センチほどです。アンモライトはモース硬度4前後と、比較的硬めの石で、比重は約2.7と、しっかりとした質量感があります。

竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース(その6)

左右約75ミリほどある、立派なピースです。オレンジ、イエロー、グリーンなど、さまざまな色が見られます。特に、紫外線下ではイエローがひときわ目立ちます。

竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース(その7)

100円玉との比較写真です。一般的に、アンモライトの表面にある遊色層は非常に薄いため、保護を目的として、薄く樹脂でコーティングされています。直射日光は避け、冷暗所での展示・保管をおすすめします。

スタンド

商品スペック

商品ID al460
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース
産地 Alberta, Canada
サイズ 7.4cm×4.3cm×最厚部1cm
商品解説 竜のうろこ模様!グリーンを中心に、オレンジやイエローも見られる、色彩豊かなアンモライト(Ammolite)のピース

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

アンモライトとは?

アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。

世界で唯一、産地はカナダだけ

アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。

薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる

アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。

地球が贈る、色彩の傑作

アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライト 販売

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アンモライト 販売

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org

アンモライトとは何か ― さらに深く

アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。

どこで採れるのか?

アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。

なぜアンモライトが生まれたのか

ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。

粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密

現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。

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