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一足早い新緑のグリーン!カナダ・アルバータ州の大地が生み出した、生物起源の宝石アンモライト(Ammolite)を使用したピンブローチ/【al445】
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こちらはカナダ・アルバータ州産の宝石 アンモライト を使ったピンブローチです。アルバータ州はカナダ西部に位置する州で、自然豊かな土地で知られています。カナディアンロッキー山脈が西方に広がり、東側は平原(プレーリー)が広がっています。アンモライトはロッキー山脈東側斜面で採集されます。白亜紀後期に生息していた プラセンチセラス というアンモナイトの殻が化石化したものです。化石ではありますが、1981年に世界宝石連盟により正式に宝石として認定されています。生物起源の宝石は珍しいものです。
殻表層部の遊色層に光が当たると、キラキラと輝きます。この個体は主に非常に鮮やかなグリーンを呈しています。一足早い春が訪れたかのようですね。
アンモライトの特徴は、光の当たり方によって色が変化することです。この写真では、前の写真とは異なり、ややオレンジ色も混ざっていることにお気づきでしょうか。
生物起源の宝石は、カッティングを加えなくてもそれ自体が美しいという点が特徴です。アンモライトの場合、殻の表層にある遊色層が輝きの源ですが、非常に薄く脆いため、表面を樹脂でコーティングしています。
背面には、ピンブローチとして使えるよう加工が施されています。ピンブローチとは、服や帽子、バッグなどに飾りとして付けるためのアクセサリーです。一般的なブローチよりも軽量で、幅広い用途にご利用いただけます。特に、服装のワンポイントアクセサリーとしておすすめです。ジャケットの襟元やシャツ、セーターなどに付けることで、ちょっとしたおしゃれを演出できます。さらに、自然が作り上げた一品もののため、他の人とかぶる心配もありません。
本体14ミリほどあります。
100円玉との比較。カナダ・アルバータ州の大地が生み出した生物起源の宝石、アンモライトを使ったピンブローチです。
商品スペック
| 商品ID | al445 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 一足早い新緑のグリーン!カナダ・アルバータ州の大地が生み出した、生物起源の宝石アンモライト(Ammolite)を使用したピンブローチ |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 本体1.4cm×1cm×最厚部0.3cm 金具含め全体1.4cm×1cm×最厚部1.5cm |
| 商品解説 | 一足早い新緑のグリーン!カナダ・アルバータ州の大地が生み出した、生物起源の宝石アンモライト(Ammolite)を使用したピンブローチ |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























