- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモライトの化石販売
- レア、パープルドラゴン!希少色、紫を呈する宝石、アンモライト(Ammolite)のピース。竜のうろこ模様あり!
レア、パープルドラゴン!希少色、紫を呈する宝石、アンモライト(Ammolite)のピース。竜のうろこ模様あり!/【al398】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは、カナダのロッキー山脈東側斜面で採掘される美しい鉱物、アンモライトです。よくアンモナイトと間違われますが、実際にはアンモナイトではなく、アンモ”ラ”イトです。この鉱物は、白亜紀後期に生息していた「プラセンチセラス」というアンモナイトが、約8000万年の時間をかけて化石化したものです。アンモライトは化石でありながら、同時に美しく輝く鉱物としても大変人気があるため、鉱物名の末尾によく用いられる「-ite」が付けられ、アンモライト(Ammolite)と呼ばれています。こちらの個体はとりわけ珍しい紫色が見られる希少標本です。
可視光線(目に見える光)の中で、最も波長が短いのが紫色です。紫外線と言われるように、紫よりも波長が短い光線は、人間の目には見えません。アンモライトの中でよく見られるのは、赤などの暖色です。赤は可視光の中で最も波長が長く、これより波長が長いと赤外線と呼ばれ、これも人の目には見えません。紫色は他の色にかき消されやすく、色が豊富なことで知られるアンモライトの中でも非常に希少です。アンモライトに限らず、紫色は自然界ではほとんど見られない色で、非常に神秘的な味わいがあります。
また、この標本には「爬虫類の鱗」に似たクラックが入っています。これは「ドラゴンスキン(竜のうろこ模様)」と呼ばれ、コレクション価値が高いものとされています。空想上の生物であるドラゴンの皮膚に例えられるほど美しく、他の地域の遊色アンモナイトには見られない特徴です。
遊色層が非常に薄いため、保護を目的として、表面には薄く樹脂がコーティングされています。アンモライトは1981年に世界宝石連盟により正式に宝石として認定されています。生物起源の宝石は非常に珍しいです。
裏面です。この地域の石は、きめ細かい褐色の頁岩です。
側面から撮影しました。アンモライトは比較的硬いので、強度に問題はありません。
左右63ミリほどあります。
100円玉との比較。非常に希少な紫を呈する宝石、アンモライトです。
商品スペック
| 商品ID | al398 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | レア、パープルドラゴン!希少色、紫を呈する宝石、アンモライト(Ammolite)のピース。竜のうろこ模様あり! |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 6.3cm×4.6cm×最厚部1.1cm |
| 商品解説 | パープルドラゴン!希少色、紫を呈する宝石、アンモライト(Ammolite)のピース。竜のうろこ模様あり! |

この商品を購入されたお客様のお声
紫のアンモライトは中二病感もあって、カッコよくていいですね!自然のなせる技に驚嘆です。化石セブンさんの化石や鉱物は大変クオリティが高いので、大変満足しています。
鹿児島県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























