青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石 アンモライト 販売

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青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石/【al254】

青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al254】

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青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石(その1)

こちらはカナダ産のアンモライトを使ったピンブローチです。アンモライトとは、北米ロッキー山脈東側斜面でしか採集されない、希少なプラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石のことです。プラセンチセラス科のアンモナイト自体は、世界中から産しますが、この地域の化石は特殊な環境で堆積したことで、驚くような輝きを有しています。

青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石(その2)

上の写真と比べると、色が変化したのがお分かりでしょうか。表層部のアラゴナイトが保存されていて、光が当たると、各色に分解(分光)されることで、赤、緑、青などを呈します。光が当たる角度によって分光される色が変化するため、見る角度によって色が変化する場合があります。

青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石(その3)

この標本は赤から青まで様々な色を呈します。

青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石(その4)

背面にはピンブローチとして使える加工が施されています。

青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石(その5)
青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石(その6)
青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石(その7)

100円玉との比較。アンモライトは1981年に正式に世界宝石連盟に認定されました。生物起源の宝石としては、琥珀、真珠に続いて三例目です。

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商品スペック

商品ID al254
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石
産地 Alberta, Canada
サイズ アンモライト本体1.9cm×1.3cm×厚0.2cm ピンブローチ含め全体2.1cm×1.3cm×厚1.3cm 
商品解説 青から赤まで様々な色を呈する美しいカナダ産のアンモライト(Ammolite)を使ったピンブローチ。プラセンチセラス科のアンモナイトの殻の化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

この商品を購入されたお客様のお声

良い品を送って戴きありがとうございます。

注文のブローチ仕様アンモライトが届きました。今まで入手した類似品に比べると数段美しい個体でした。特に緑色と赤色のコントラストが鮮やかで満足の一品でした。良い品を送って戴きありがとうございます。

鹿児島県/男性

アンモライトとは?

アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。

世界で唯一、産地はカナダだけ

アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。

薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる

アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。

地球が贈る、色彩の傑作

アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライト 販売

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アンモライト 販売

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org

アンモライトとは何か ― さらに深く

アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。

どこで採れるのか?

アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。

なぜアンモライトが生まれたのか

ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。

粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密

現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。

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