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希少色の青を見ることができる高品位のアンモライト(Ammolite)のピースの化石。見る角度によって色合いが変化する高品位化石。/【al251】
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こちらはカナダ産アンモライトのピースです。グリーン、ブルー、スカイブルー、イエローなど、様々な色を呈します。しかも、それぞれ濃い!
希少色とされるブルー系の色も、はっきりと見えます。
ブルーからイエローへの段階的な変化。
角度を変えると、光り方が変わります。この現象を遊色あるいは、イリデッセンス(iridescence)と言います。
この角度では、イエローの面積はそれほど多くありませんが・・・
角度を変えるとご覧の通り。全く違う標本といってもよいくらい、ダイナミックな変化を楽しめます。
裏面はアンモライトの母岩が露出しています。
さほど大きくはないピースではありますが、発色は申し分ありません。
100円玉との比較。どの色も強く輝きます。高品位のアンモライトピースをお探しの方にぜひご検討いただきたい化石です。
商品スペック
| 商品ID | al251 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 希少色の青を見ることができる高品位のアンモライト(Ammolite)のピースの化石。見る角度によって色合いが変化する高品位化石。 |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | アンモライト本体4.1cm×2.2cm×厚0.4cm |
| 商品解説 | 希少色の青を見ることができる高品位のアンモライト(Ammolite)のピースの化石。見る角度によって色合いが変化する高品位化石。 |

この商品を購入されたお客様のお声
遊色アンモナイトとアンモライトの区別もつかなかったため、この際、希少色とされる青を含んだアンモライトも手に入れて置こうと思い、購入しました。欠片としても意外と大きく、またその遊色にも目を奪われます。下手なオークションで手に入れるよりかは専門店のほうが信用がおけると思い、選びました。ケースに入れて、密かに取り出して遊色を愉しもうと思います。
高知県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























