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自然が育んだ色彩を胸元に。生痕化石であり、宝石でもあるアンモライトのペンダントトップ(2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付)/【al178】
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カナダアルバータ州産、アンモライトペンダントをご紹介します。チェーンと革紐をいずれもおつけして、高級ジュエリーケースにお入れしてお届けします。
こちらは、アンモナイトの化石がオパール化したもので遊色効果を有するものです。カナダのロッキー山脈東側斜面のみで採集されるアンモナイトには特別な名称が与えられており、「アンモライト」とよばれます。アンモライトは1981年に世界宝石連盟より宝石として認定されています。
本品は、希少色ブルーをはじめ、グリーン、レッド、イエロー、オレンジと多彩な色を放つペンダントトップです。
こちらが革紐バージョン。光の当たる角度によって、青がより強く出てきます。
上の写真とくらべてみて下さい。先程まで赤色~オレンジ色であった箇所が、鮮やかな黄緑色に変化しています。
こちらが裏側(肌に当たる側)。滑らかにポリッシュされていますので、肌当たりが心地よく仕上がっています。
厚さが異なる薄い層が交互に重なっている多重構造によりこのような輝きが生まれます。この光る現象は一般に、イリデッセンス(iridescence)とよばれます(イリデッセンスの語源はギリシャ語のレインボウ(虹)に由来)。人が対象物を見る角度や、光が対象物に当たる角度によって、色やその彩度が変化する光学的な現象すべてを、イリデッセンス(iridescence)と言うのです。
中央、透き通るブルーカラーが美しいですね。
どこからが青で、どこからが緑、オレンジ色がわからない、ふうわりと変化していく幻想的なカラーです。
高品位のアンモライトペンダント。男女兼用、贈り物としても喜ばれそうです。
商品スペック
| 商品ID | al178 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 自然が育んだ色彩を胸元に。生痕化石であり、宝石でもあるアンモライトのペンダントトップ(2種類のチェーン、高級ジュエリーケース付) |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 2.8cm×1.1cm×厚0.3cm |
| 商品解説 | 自然が育んだ色彩を胸元に。生痕化石であり、宝石でもあるアンモライトのペンダントトップ(2種類の替えチェーン、高級ジュエリーケース付) |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























