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青、紫、グリーンの3色が全面に輝く豪華アンモライト片/【al091】
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青、紫、グリーンの3色が全面に輝く豪華アンモライト片の登場です。この色彩をまずはご覧ください。
本標本は青色とグリーン色が主体です。どこか幻想的な海の中や森の中を想像させるような、ファンタスティックな化石です。
青色や紫色は一般的に脆いため、稀少です。一般的には赤色や緑色が出やすい色とされています。
この何色ともつかぬ幻想的な美しい配色は、どうしたことでしょうか。数ある宝石の中でも、一度にこんな色が楽しめるものはそうそうありません。
このような青い海の中にダイブしたくなりますね。
紫色が織り成す不思議な世界感。
そしてグリーンも負けていません。淡い色もあれば、濃い主張のある色もあり、本当に多彩です。
強い発色の濃い緑です。
全体は丸いフォルムで、馴染みよい形。下の部分は光らないように見えますが、実際は光ります。光の当てる角度で変化します。
630gと大きめ、そしてその全面が光るという、とても豪華なアンモライト片です。青~グリーン系で、よい標本がほしいという方に。
商品スペック
| 商品ID | al091 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 青、紫、グリーンの3色が全面に輝く豪華アンモライト片 |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 横 14.5cm / 縦 10cm / 厚み 3cm / 630g |
| 商品解説 | 青、紫、グリーンの3色が全面に輝く豪華アンモライト片の登場です。 630g、14.5cm×10cmの全面が青、紫、グリーン色で彩られている大変発色のきれいなアンモライトです。 特に稀少色青色から藍色、紫色にかけての微妙な色の変わりようが素晴らしく、自然光で光量が少ないところでも十分光る化石です。 形は全体的にラウンド型で、やさしいイメージの湧く丸みを帯びた形です。 これほどまでに青色が強調されるアンモライトはなかなかありません。 |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























