失われた化石記録―光合成の謎を解く シリーズ「生命の歴史」 | 化石、隕石、鉱物関連の書籍

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失われた化石記録―光合成の謎を解く シリーズ「生命の歴史」

細胞はどのようにして始まったのか?──生命の始まりに関する大きな謎の1つに、細胞とその代謝がどのようにして始まったのかということがある。最初の細胞は、今日生きている生物の中でいちばん小さくいちばん単純な、マイコプラズマのようなものではなかったのかと想像したくなる。マイコプラズマは本当に小さい。わずか数百のタンパク質をつくる指令に必要なだけのDNAしかもっていない。すべてが寄生性であり、他の細胞内で成長し繁殖する。これは最初の生命形態としては、ありえない生活の仕方である。これに代わりうるモデルは、ふつうの細菌である。しかし細菌というのは驚くほど複雑なもので、数百種類のポリマー、1000種類以上の酵素、数千万個の分子から構成されている。最初の細胞は、もっとずっと簡単なものだったはずである。いちばん初めの細胞がどのようなものであったのかを知るには、今日の生命と最初の生命との間を仕切っている進化のヴェールをはがす必要がある。──本書より

目次

地球システムと光合成
寓話=もし歴史が1963年に始まっていたら?
地質学的時間というもの
「教科書風に」見た生命の歴史
ダーウィンのジレンマ
落着
堰が切れて
有名な人物がこの分野に乗り出してくる
ひとりの若者が乱闘に参入する
水門は完全に開く〔ほか〕