恐竜が何を食べていたかは、どうやって調べる?

投稿日:
 カテゴリ:化石ニュース 作者:

すでに絶滅している恐竜が、何を食べていたかということが、

現在どうしてわかるのでしょう?

 

 

今日は、このお話について。

 

 

研究者は恐竜の食べ物を探るとき、

恐竜のウンチと胃、そして歯の形に着目しています。

 

 

恐竜のウンチ化石(意外にきれいです。)

 

 

え?恐竜のウンチなんて残っているの?

と思われる方もいるかもしれません。

 

 

じつは恐竜のウンチは珍しいものですが

化石としてしっかり存在しています。

 

 

恐竜のウンチは「コプロライト(coprolite)」といいます。

 

 

 

竜脚類のウンチは大きいので比較的残りやすい。

 

 

大型恐竜ほど大きなウンチをしますから、

比較的化石として残りやすいようです。

 

 

トリケラトプス(Triceratops)

 

 

 

見つかった恐竜のウンチがどの恐竜のものだったかがわかりさえすれば、

その恐竜が何を食べたかわかるのですね~。

 

 

6500万年前の草食恐竜、トリケラトプスの歯化石

 

 

あとは、胃の中に残った食べ物から推測したり、

歯の形状から植物を食べていたのか、

動物を食べていたのか、あるいは雑食性だったかなどがわかります。

 

 

新着化石!T-rexの歯化石(クリックすると、ページに飛びます。)

 

T-rex