今日から新種恐竜化石公開　福井恐竜博物館

先日、国産の新種恐竜の名前が発表されたのをお聞きなったでしょうか？発表をしたのは福井県立恐竜博物館です。こちらは国内はもちろん、世界有数の恐竜博物館で有名ですね。豊富な骨格標本が並び、大迫力の博物館はいつ行ってもワクワクします。

さて、新種の恐竜はイグアノドン類の新種とされ、『コシノサウルス・カツヤマ』と名づけられました。大きさはおよそ３メートルほどだそうです。コシノは、北陸地方の越の国（コシノクニ）に因んでいます。地名ですので分かりやすい、覚えやすい！

今回の新種恐竜は、実は２００８年に発掘されていました。もう少し早く見つかったフクイサウルス（同市で先に見つかっているイグアノドン類）にこの新種恐竜は似ていたのですが、目の前方部分にくぼみがあるといった上顎の骨の特徴や、歯が異なる点などから、新種であることが分かったようです。

北陸新幹線の開業まで２日と迫り、新種恐竜発表にますます北陸が熱くなりそうですね！本日から、この新種恐竜の化石を福井恐竜博物館の「福井の恐竜」コーナーで展示するとのこと。恐竜ファンの方、いち早く恐竜化石をご覧になってみては。