ティラノサウルス7頭分に匹敵する恐竜、見つかる

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 カテゴリ:化石ニュース 作者:

9月4日にネイチャーで発表された巨大草食恐竜「ドレッドノータス(Dreadnoughtus)」について、皆さんもうご存知でしょうか?こちら、南米アルゼンチンのパタゴニア南部7700万年前の地層で発見された、白亜紀の超ド級サイズの草食恐竜だそうで、鼻から尾までは26メートル、体重は何と60トンにも及ぶとされます。ここまで大きいと、実物サイズが想像しにくい!本当にこんな巨大な生物が地球上にいたのか!?でもこの数字、精度がかなり高いそうなのです。
60トンの巨体は、恐竜キングティラノサウルスの7頭分にもあたるとか。最大級の恐竜発見ニュースは、とにかくワクワクしますね。

ドレッドノータスの意味は「怖いもの知らず」という意味。いいネーミングです。26メートル、60トンです。歩くだけで地面が揺れ、地割れがしそうです。肉食恐竜たちにとっても、この大きさは恐怖以外何ものでもないでしょう。ドレッドノータスに踏みつけられては一溜りもないでしょうね。

そういえば、このあたりはこれまでアルゼンチノサウルス(Argentinosaurus)といった超大型の恐竜が発見されており、大変注目されるエリアですよね。なぜもこんなにデカく興味深い恐竜たちが見つかるのか・・・。見つかったドレッドノータスは、泥の中にはまり込んで動けなくなり死んで化石化したのでしょうか。詳しくは不明だそうです。自分自身でさえコントロールしにくいほどの巨体って・・・。泥にはまって出られなかったとしたならば、この巨体すごすぎるのか何なのか。

ちょっと間抜けな最期を遂げたであろうこの恐竜、7700万年後、こうやって名前が付き発表されることになるとは、考えていなかったでしょうね。

竜脚類画像