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三葉虫(さんようちゅう、Trilobite)とは
(Wikipedia -三葉虫を引用 - )
三葉虫(さんようちゅう、Trilobite)は、カンブリア紀に現れて古生代の終期(ペルム紀)に絶滅した節足動物である。古生代を代表する無脊椎動物であり、化石としても多産し、示準化石としても重視される。
三葉虫の生物的特徴
三葉虫は古生代に生息した節足動物である。多数の体節を持ち、各体節に付属肢を持っていた。 3つの葉が重なったような形状であることから、三つの歯の蟲、すなわち三葉虫と名づけられた。
また、三葉虫は示準化石として重要である。
三葉虫の頭部は前は丸く、大きな複眼が1対ある。口は下面にある
三葉虫の生活形態
三葉虫は海底を這ったり、泳いだりして生活していた。一部に、三葉虫は泥に潜っていたとか、浮遊性であったと推測されているものもある。
三葉虫のサイズ
現在、発見されている三葉虫の化石のうちで最大のものは全長60cmである。通常はcm程度である。また、三葉虫の幼生の化石も発見されている。三葉虫の幼生は胸部の体節が少なく、成長につれて体節を増やしたことが考えられる。
三葉虫の分類
三葉虫は節足動物に属する。カブトガニの初期幼生は三葉虫の胸部を無くして頭部に腹部をつないだような形をしており、三葉虫型幼生と呼ばれる。そのためカブトガニを三葉虫の子孫とする考えもあったが、現在では支持されない。
三葉虫 アグノスタス目
眼を持たず頭部と2〜3節の胸節、頭部とよく似た尾板をもつグループ。付属肢の構造から、三葉虫に含めない研究者もいる。カンブリア紀からオルドヴィス紀。
三葉虫 レドリキア目
平滑な体型をしており、防御姿勢(Enrollment)をとれない。尾板は通常非常に小さく、胸節の数は多い。顔線を持たないオレネルス類と、顔線を有するレドリキア目を含む。カンブリア紀のみ。
三葉虫 コリネクソカス目
肥大した頭鞍を持つグループ。頭部付属肢が特化していたと考える研究者もいる。主にカンブリア紀に繁栄したコリネクソカス類と、オルドヴィス紀以降に栄えた比較的のっぺりとしたイラエナス類、団扇状の尾板を持つティサノペルティス(スクテラム)類等がある。カンブリア紀前期からデヴォン紀中期。
三葉虫 アサファス目
のっぺりとした体を持つグループ。幼生期は浮遊生活を送っていたと考えられている。オルドヴィス紀からデヴォン紀中期。
三葉虫 ファコプス目
オルドヴィス紀以降に非常に栄えたグループ。棘の多い体をもつケイルルス類、特徴的なコブのある頭鞍をもつカリメネ類、非常に発達した眼をもつ(ものが多い)ファコプス類が含まれる。カンブリア紀末からデヴォン紀後期。
三葉虫 プロエタス目
楕円形状の体と曲玉状の眼をもつグループで出現が最も遅く(オルドヴィス紀)、一番最後(ペルム紀末)まで生き残っている。しばしばこの仲間のみがまとまって見つかることも多いため、集団で生活していたとも考えられている。
三葉虫 プティコパリア目
比較的特徴のない三葉虫のグループ。カンブリア紀からデヴォン紀後期。最も原始的と考えられているプティコパリア類、カンブリア紀後期からオルドヴィス紀に繁栄した胸節が多節化しているオレヌス類、西洋の竪琴型の頭を持つハルペス類がふくまれる。研究者によっては最後のハルペス類を”ハルペス目”といて独立させている。
三葉虫 リカス目
装飾の多い頭鞍と、体の縁に棘を持つことの多いグループ。防御姿勢がとれない代わりに棘が発達したとする研究者もいる。以前は別々の目とされていたリカス類とオドントプレウラ類、及びダメセラ類を含む。カンブリア紀後期〜デヴォン紀中期。
三葉虫の主な種類
三葉虫 アークティヌルス
ヨーロッパや北アメリカのシルル紀層で発見される。大型で、幅は10cmくらいある。
三葉虫 アルバーテラ
ロッキー山脈などのカンブリア紀層で発見される。全長8cm
三葉虫 ダイフォン
イギリスのシルル紀層で発見された。棘が多い。全長4cm
三葉虫 ダルマニテス
世界中で発見されている、古生代中頃の最も代表的な三葉虫。幅3cm
三葉虫 パラドキシデス
カンブリア紀の大型(全長40cm前後)の三葉虫
三葉虫 フィリップシア
日本でも発見された。古生代後期。小型(幅2cm)
三葉虫 エルラシアキンギ
アメリカのユタ州で発見。カンブリア紀のもので、全長1.6cmほど。
三葉虫の絶滅
三葉虫は恐竜の誕生とともに絶滅している(当社オリジナルの地質年代表をチェック!)。
三葉虫の生息数が減少しはじめたシルル紀およびデヴォン紀にサメや魚類が登場していることと無関係ではないだろう。最終的にペルム紀末期の大量絶滅に巻き込まれて絶滅した。