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サファイア
サファイア(Sapphire)は、鉱物の一種であり、一般に宝石として扱われる。9月の誕生石。
サファイアの特徴
主成分は酸化アルミニウム(Al2O3、鋼玉-コランダム)で、モース硬度9。
サファイアはコランダムのうち宝石としての価値があり、かつ色が赤でないものをいう。不純物の違いで濃赤色を呈するものはルビー(不純物:クロム)となる。
「青玉」という和名があるように、一般に濃紺あるいは青紫色をしたもの(不純物:鉄、チタン)と考えられているが、濃い赤以外のあらゆる色、黄色や茶色、薄紅色などのものもサファイアである。また、工業的に生産される単結晶コランダムもサファイアと呼ばれる(この場合、サファイアガラスなどと呼ばれる事があるが、結晶なのでガラスではない)。
ピンクがかったオレンジ色をしたものは、「パパラチア(Padparadscha。蓮の花のつぼみの色の意)」と呼ばれる。
サファイアはルビーと同じコランダムの一種
コランダムは不純物(金属イオン)の違いで色が変わる。鉄・チタンが混入すると青色のサファイアとなり、また、クロムが0.1%しか混ざっていない薄い赤色のものを「ピンクサファイア」と呼ぶ(ルビーの発色機構は色素を参照)。クロムが5%を超えると、灰色のエメリーという工場用の研磨剤になり、価値はなきに等しい。
不純物としてクロムが1%混入すると濃い赤色のルビーになる。
文・写真 Wikipedia、外部サイトより一部引用