アルバートサウルスとは
アルバートサウルス (Albertosaurus) はティラノサウルスに近縁な恐竜。体長約8m、体重2t。白亜紀後期の北アメリカに生息していた。
同時代のゴルゴサウルスやダスプレトサウルスと同じくティラノサウルスより小型で華奢なティラノサウルス科の動物とみられる。学名は化石が発掘されたカナダのアルバータ州にちなんで命名された。たまにアルベルトサウルスとも表記される。
ゴルゴサウルスやダスプレトサウルスなど同時代によく似た2種以上の捕食動物が生息していたということはこれらの生物が獲物の種類を特化しすみ分けていたことをしめしているようだ。カナダの同時代ではダスプレトサウルスと角竜類、アルバートサウルスとカモノハシ恐竜類の個体数に相関があり、それぞれがこれらを獲物とするように特化していたようだ。ティラノサウルスやアルバートサウルスは小さな腕と屈曲した鋸歯状の歯のある大きな頭をもつ。アルバートサウルスではより強く歯が屈曲している。また、涙骨(目の上の骨)が前方に突き出し目立つ。アルバートサウルスとティラノサウルスに見られるこれらの相違はアルバートサウルスからの10万年の間にティラノサウルスで進化したものなのだろう。ティラノサウルスに比べ頭骨などが華奢であることから、むしろ腐肉食だったのではないかとする説もある。なお、ティラノサウルスの代表的特長とされる短い腕であるが実は近年になるまで実際には発見されておらず、近縁であるアルバートサウルスからの類推で復元されていた(近年発見された実物は推定よりさらに大きいものであった)。
文・写真 http://ja.wikipedia.org/参照