自然が生み出したマスターピース、石灰岩のキャンバスに自然が描いたデンドライト 化石 販売

一辺が４２．５ｃｍという特大サイズの額に収まった見事なデンドライトです。これほど立派なデンドライトは早々入手できません。

デンドライトとは、和名「忍石」と言い、鉱物マンガンが樹枝状に広がったものです。シダの印象化石と勘違いされる場合がありますが、化石ではありません。稀にシダの化石として販売されている場合がありますので、注意が必要です。

額込みで５ｋｇを超える重量があります。非常に立派な標本で、写真のように立てて展示することができます。背面に加工すれば、吊り展示も可能でしょう。

シダのように見えますが、実際には鉱物です。マンガンが自然に樹枝状に広がって定着したものと考えられています。このようなフラクタル状の結晶成長は自然界では珍しいものではありませんが、あまりにもシダ類の葉の発達と酷似しているので、間違えてしまう人がいるようですね。

１０ｃｍ四方のデンドライトの標本を見かけることはありますが、ここまで大規模に広がった標本は非常に希少です。結晶成長は一定の方向を持っており、まさに自然が創り上げた芸術作品と言えるでしょう。

右上に２０度ほどの角度を持って、全体が成長していったことが分かります。

乳白色の石灰岩質の母岩を、這うようにマンガンが成長したことがよくわかります。

裏面。実は裏にも成長の痕が存在します。

本品はブラジル産で、現在では早々入手できません。まして、このサイズの標本はマーケットで見かけることは殆ど無いと言ってよいでしょう。

細部まで撮影しましたので、樹枝状の成長の面白さを味わってください。

右下に１００円玉を配しています。この標本がいかに立派かお分かりいただけるでしょうか。このような美しくエキセントリックな味わいを持つ標本を自然が創り上げた、というのですから、驚きです。作者：自然、製作期間：１億年超の作品をご自宅に展示してみませんか？