母岩コンパクトで魚本体はビッグ！うねりの感じられる魚化石ポジ標本 化石 販売

ブラジル産魚化石をご紹介します。躍動感あるうねりと、母岩に目一杯収まった16.5センチ（本体にそって計測）の標本です。

ウロコがびっしり整然と並んでいるのが本標本の特徴です。ノジュール化石を割ると、このような保存状態がびっくりするほど良い標本が現れます。

ノジュール化石とは、堆積された岩の中に含まれる珪酸や炭酸塩などが化石をのまわりに化学的に凝集してできた塊です。これができる過程は、魚が死骸となってタンパク質が分解されるにあたり、アンモニアが発生してこれが水中の炭酸カルシウムを取り込むためです。炭酸カルシウムは死骸の周辺に堆積していきます。それがいわば外部環境から死骸を守るバリアーの役目を果たすのですね。結果、一般にノジュール（のなかに存在する化石は保存状態が良いものが多いです。

この辺りは大変立体的で母岩に対して本体が盛り上がって出ています。

うねりのある、カーブを描く曲線。

こちら、見た目より重量感がかなりあるタイプの標本です。324グラムの重さがあり手にとるとズッシリです。

裏側。

こうやって側面から見ると、魚化石本体が立体的なポジ化石であることが分かりますね。

うろこがびっしりです。

平置きで安定します。母岩はコンパクトながら、本体に十分な大きさがありますので、見応えのある魚化石です。