針状結晶の世界！透明度抜群の幻想的なトルマリンクオーツ(Tourmilated Quarts) 鉱物 販売

この不思議な物体は何ぞや？

細長い柱状の黒い物質が、透き通った石の中に閉じ込められています。

もしや、シャーペンの芯か！？

いえいえ、芯ではありません。

そう、こちらはブラックトルマリンが夥しい数含まれている、鉱物クオーツなのです。

トルマリンは（tourmaline）は、日本名で電気石（でんきせき）ともよばれるケイ酸塩鉱物です。この名前は、結晶を熱すると電気を帯びるという特性からつけられました。

無色透明の水晶の中に、まるで針のようなトルマリン結晶が複雑に配置されています。

六角形の底面部分。

重さは300グラムを軽くオーバー。手ごたえのある鉱物標本です。

1本1本の柱は１ミリ、あるいはそれ以下の太さです。

それにしても…。何と不思議な結晶体でしょう。柱状の繊細な幾何学模様が、あらゆる角度で３Ｄで配置されているのが分かります。

自然光にかざすと、向こう側がクリアに見えるほど石英は透んでいます。

トルマリンは一般的に風化作用に強い特徴を持っています。トルマリンと呼ばれる由来ですが、スリランカのシンハラ族の言葉「turamali」から来ていると考えられており、これは「宝石の砂レキ」を意味する言葉だそう。

本標本はマダガスカル産です。このようなデザイン性あふれる結晶体が地球上で自然に形成されたものだとは…。何とも神秘的です。

あまりに透明感ある石英ですので、柱状のブラックトルマリンが立体的に配置されている状態をつぶさに鑑賞できます。見ていて飽きません。デスクの上に置いて、ぜひ眺めてみては。