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これぞ博物館級!約5億2000万年前の最古級の節足動物、澄江動物群、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の完全体標本/【ot4202】
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この標本の保存状態は圧巻です。全体の輪郭がこれ以上ないほど完璧に残されています。こちらは、中国雲南省の澄江動物群から採集されたフキシャンフィアの化石です。
コラム「カンブリア紀の海洋生物たちの進化:捕食者から掃除役まで」この標本の保存状態は圧巻です。全体の輪郭がこれ以上ないほど完璧に残されています。
フキシャンフィアは、原始的な特徴を多数保持し、節足動物の「最も初期の姿」と言えるでしょう。

しかも、全長5センチ以上という非常に立派な個体です。これまでに、これを超えるフキシャンフィアを見たことがありません。フキシャンフィアは、約5億2000万年前(カンブリア紀前期)に生息していた、最古級の節足動物で、部分化石だけでも大変希少なものです。それが、ほぼ全体にわたり、精緻な保存状態を維持しているのですから、そのコレクション価値は値段以上です。

驚くべきは、頭部付近に眼のような部位を確認できることです。眼はやや前方に柄付きで突き出しており、その様子がはっきりと見て取れます。さらに、14~15枚の背板が明瞭に保存されており、その保存状態はカンブリア紀の標本としても驚くべきものです。

しかも、尾部も相当な部分が保存されています。フキシャンフィアはカンブリア紀の生物の中でも比較的研究が進んでいる属で、2012年の報告では脳と視葉が確認され、現生の甲殻類に近いほど複雑かつ精緻な構造を有していたことが明らかになりました。最古級の節足動物でありながら、すでに完成度の高い構造を持っていたと思われます。
さらに、2014年の報告では、心臓と血管系が保存された化石が発見されており、これは心臓の痕跡が残ったものとしては世界最古級とも言われています。頭部には複雑で発達した血管網が存在し、脳が大量の酸素を必要としていたと考えられています。

5センチもあるため、もちろん肉眼ではっきりと確認できます。

裏面です。非常にきめ細かな頁岩です。

側面から撮影しました。十分な厚みがあり、強度にも問題はありません。

本体は約52ミリ、母岩は約10センチほどあります。

100円硬貨との比較写真です。フキシャンフィアとしてはもちろん、澄江動物群の化石としても、これを超える保存状態の標本はほとんど存在しないでしょう。サイズ・状態ともに、過去トップクラスの標本の一つです。
商品スペック
商品ID | ot4202 |
---|---|
年代 | 古生代カンブリア紀(5億4200万 -- 5億500万年前) |
学名 | これぞ博物館級!約5億2000万年前の最古級の節足動物、澄江動物群、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の完全体標本 |
産地 | 中国雲南省 |
サイズ | 本体直線距離5.2cm 母岩含め全体10.7cm×7.5cm×最厚部1.7cm |
商品解説 | これぞ博物館級!約5億2000万年前の最古級の節足動物、澄江動物群、フキシャンフィア・プロテンサ(Fuxianhuia protensa)の完全体標本 |
カンブリアモンスターとは?
カンブリアモンスターは、約5億4100万年前から4億8500万年前のカンブリア紀に生息していた動物群を指します。
この時期は、地球上の生命が急速に多様化した「カンブリア爆発」として知られ、現代の動物門の多くが初めて出現しました。
カンブリアモンスターと呼ばれる生物には、Anomalocaris(アノマロカリス)やOpabinia(オパビニア)などのユニークな形態を持つものが含まれます。これらの生物は、複雑な体構造や特殊な捕食器官を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に立っていたと考えられています。
カンブリアモンスターは、化石記録に残る初期の複雑な動物群であり、現代の生物多様性の起源を探る上で重要な手がかりを提供しています。