生きた化石、生命力の代名詞、肢がしっかり保存されたゴキブリの化石 化石 販売

ブラジル産のゴキブリの化石です。

１４ｃｍ×２０ｃｍ３２０ｇという重厚感のある母岩の中央に、ゴキブリが鎮座しています。

肢がしっかりと確認でき、現生とそれほど変わらない姿だったんだ、ということが分かります。ゴキブリは、何億年前から地球上に存在し、大きく形を変えることなく、現生まで生きのびてきました。シーラカンスなどと同じく「生きた化石」と呼ばれています。

今にも動か出しそうな肢が印象的です。

茶褐色の母岩が良いですね。

裏面はこんな感じです。

かなりはっきりと輪郭が保存されていることが分かります。

この?ブラジル産のゴキブリ化石は恐竜時代とも言える「白亜紀」の標本ですが、ゴキブリは、古生代石炭紀にはすでに生息していました。つまり恐竜が現れるずっと前から、地球上に存在していたのです。石炭紀といえば三葉虫など現生では絶滅している種が多数いた時期です。その後、多くの生物が大絶滅をした節目の時期を乗り越え、現生に至るというわけです。また、現生には、世界中で1兆以上のゴキブリが存在していると推測されています。ゴキブリの生命力のすさまじさを感じざるを得ません。