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ゴニアタイトのなかにゴニアタイトが!モロッコ産ゴニアタイト化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【an412】
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ゴニアタイトのなかにゴニアタイトが!モロッコ産ゴニアタイト化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【an412】
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モロッコ産のゴニアタイトです。古いタイプのアンモナイトの仲間です。デボン紀からペルム紀まで世界中の海で生息していましたが、史上最大の大絶滅とされるP-T境界を超えることができませんでした。同じく同時期に絶滅した代表的な生物の一つは三葉虫です。ちなみにP-T境界のPはペルム紀、Tはトライアシック(三畳紀)の頭文字をとっています。中生代三畳紀に入ると、陸では恐竜が台頭し始めます。海ではアンモナイトが登場しはじめます。
この標本の面白いところは、ゴニアタイトの中に、ゴニアタイトがいることです。同じ地域で死に絶えたもの同士がそのまま化石化したのでしょう。
黒と白のツートンカラーが面白い標本です。ヘソに近づくほど、白が増え、開口部ほど黒が多いのですが、この傾向はほかのツートン系ゴニアタイトにも見られるように思います。あくまで経験上のお話ですが・・・。ヘソの方が奥にあるため、開口部付近とは別の鉱物置換(石英、長石、斜長石等)を受けるのでしょうか。面白いですね。
ウンチクは抜きにしても、白と黒のツートンは見ていて楽しいですね。
直径最大部9cmです。手のひらサイズといったところでしょう。表面はポリッシュ加工がなされており、光沢があります。
商品スペック
商品ID | an412 |
---|---|
年代 | 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) |
学名 | ゴニアタイトのなかにゴニアタイトが!モロッコ産ゴニアタイト化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 直径 9cm |
商品解説 | ゴニアタイトのなかにゴニアタイトが!モロッコ産ゴニアタイト化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。