縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。 アンモナイト 販売

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縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【an1100】

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縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その1)

アンモナイトをスライスカットしたら、こんなに美しい模様が現れました。白亜紀アンモナイトのスライスカットペア化石をご紹介します。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その2)

左右対称、鏡のようなアンモナイト、こちらはデスモセラス種です。一つのアンモナイトを腹側から半分にスライスカットしました。アンモナイトの構造を楽しむための標本です。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その3)

こちらが外殻側。縫合線がちょこっと見られます。さらに、殻の一部は少し遊色していますね。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その4)

アンモナイトは、殻の直下にこうした菊の葉のような模様を携えています。(写真中央少し右)これは、アンモナイトの隔壁が、外殻にあたるとき、複雑に折れ曲がって出来た模様です。縫合線模様とよばれ、アンモナイト鑑賞のポイントの一つとされています。後期のアンモナイトほどこの菊葉模様は複雑になっていく傾向があります。(一部例外あり。)縫合線模様、遊色、そして内部構造。本標本はアンモナイト鑑賞ポイントを押さえています。一気に見られるのがいいですね。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その5)

メノウ化した内部です。鮮やかで濃いブラウン色とべっ甲のような明るい色がベースカラーです。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その6)

何ともいい形をしていますね。今御覧頂いているのはアンモナイトが浮力を担っていた気室とよばれる部分が化石化したものです。気室はガスと液体を出し入れし調節して浮力を生んでいました。白いラインが気室を区切る隔壁です。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その7)

中心部分はまるで花びらのよう。優雅な螺旋が外側へと広がっていきます。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その8)

本標本は鏡面のようにつるつる滑らかです。こちらの写真は光に反射している様子です。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その9)

アンモナイトという言葉が出来たのは今から数百年前のことで、名前の由来は古代ギリシャの神『アンモーン』の角からきています。アンモーンは羊の角をもった神で、その角の形がアンモナイトそっくりだったことから、神の名前にちなんでつけられました。これが本当に形がそっくりなので驚いてしまいます。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その10)
縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その11)
縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その12)

目の覚めるような濃いブラウンですね。はっきりとした印象なのは、隔壁の白いラインが際立っているからでしょう。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その13)
縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その14)
縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その15)
縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その16)

反対側の自然な趣もいいですね。中心部が一部遊色しています。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その17)
縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その18)

2枚合わせた厚みは2.3センチ。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その19)

ほんの少し外殻を剥いだだけでこのような美しい菊葉模様が見られるとは・・・。アンモナイトは本当に不思議な生き物です。

縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。(その20)

形申し分なし、メノウに置換した中部も色も素晴らしいスライスカットデスモセラス標本です。ペア標本を見比べながら、アンモナイトの優美な螺旋構造をお楽しみください。

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商品スペック

商品ID an1100
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。
産地 Madagascar
サイズ 直径4.9cm
商品解説 縫合線、遊色、そして内部構造。どれも見せます、スライスカットアンモナイト、デスモセラス。

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

アンモナイトとは?

名前の由来

古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。

アンモナイト

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

食性

口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。

サイズ

数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。

どんな生き物?

カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。

アンモナイト

画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org

北海道でよく獲れる理由

北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。

生態

殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。

アンモナイトの基本構造

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かたち”から学ぶ、アンモナイトのなかまたち

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