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全面光り!直径27cm超え、ハイクオリティなアンモライト完全体/【al157】
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濃い輝きを有するアンモライトが登場しました。カナダアルバータ州産の27.5センチの大きさのアンモライト化石です。
27.5センチの広い面にわたって美しいイリデッセンスが広がります。
主体となる色はレッド&グリーン。幻想的な輝きを見せます。他に、青、黄色や黄緑色なども現れます。
手との比較。形が良く、本標本がいかに大きいかがよく分かります。重量は堂々の4キロオーバーです。
こちらが反対側。表面と同様に赤色、緑色主体に輝きます。
カナダアルバータ州の白亜紀後期(カンパニアン期)から採集される光るアンモナイトには、特別に「アンモライト」と呼ばれる名前が付けられています。アラゴナイト層による美しく幻想的に光るアンモナイトは、有機質由来の宝石として認定されています。アンモライトは年間の採集量が厳しく管理されており、大変希少な地球の産物として知られます。
アラゴナイト(アンモナイトの殻を構成する初生的鉱物)の層によって覆われたアンモナイト表面が、地中内の鉱物や圧力による影響を受けてご覧のように遊色効果をもちます。
見る角度によって現れる色のニュアンスが変化するのが何とも幻想的です。アンモライト鑑賞の見どころです。
このあたりの色合いも、極めて美しい。吸い込まれそうな美しさです。
このサイズで全面に渡ってこれだけ濃く輝く標本はそうそうありません。100円玉と比較してみると、いかに大きな標本であるということが分かります。これぞアンモライトとよぶに相応しい、7000万年の時をかけて自然が創りあげた逸品です。
商品スペック
| 商品ID | al157 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 全面光り!直径27cm超え、ハイクオリティなアンモライト完全体 |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 直径27.5cm 4180g |
| 商品解説 | 全面光り!直径27cm超え、ハイクオリティなアンモライト完全体 |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























