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様々な色を反射するアンモライトピース(Ammolite)/【al144】
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絶滅生物、アンモナイトが宝石化した、アンモ「ラ」イトをご紹介いたします。カナダアルバータ州産のアンモライト標本です。
手の平いっぱいの大きさ。アンモナイトの殻表面が赤、オレンジ、黄緑、緑、黄色…と、カラフルに彩られています。
アンモライトは、地質時代でいう中生代白亜紀のベアパウ層とよばれる地層から産出された、光り輝くアンモナイトです。アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したたものを特別に「アンモライト」と名付けたというわけです。
輝きが角度によって微妙に変化するのがアンモライト鑑賞の面白さです。宝石をちりばめたかのような光りにしばしうっとり。
さて、アンモライトと呼べるものは、北米のBeapaw層だけで見つかっている、ごく限られたアンモナイト化石なのですね。そのため、大変珍重されていて、その数は年々減少しているといわれています。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
こちらは裏側。スパッと平らにカットされていますので、平置きで飾っていただくと最もよく安定します。
そしてこちらが表側。グリーン、赤を主体に、キラリと小粋に光ります。写真左側の丸みのある曲線部は、アンモナイト外殻のカーブ曲線だと思われます。
このあたり大変美しいですね。アンモライト標本を目線に近いところまでずーっと傾けていくと、青色も一部見られます。お手にした方は、ぜひお試しくださいませ。
世界のアンモナイトコレクターが愛してやまない、光るアンモナイト、アルバータ州産アンモライト標本でした。
商品スペック
| 商品ID | al144 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 様々な色を反射するアンモライトピース(Ammolite) |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 13.7cm×8.7cm×厚1.8cm 270g |
| 商品解説 | 様々な色を反射するアンモライトピース(Ammolite) |

この商品を購入されたお客様のお声
「化石を始めて購入しました」迅速な発送、丁寧に梱包していただきありがとうございました。アンモライトは、購入すべきか、思い悩み、化石セブンさんのサイト眺めて、半年余り経ちました。今回は、丁度よい大きさと不思議な輝きに魅せられてしまい、購入に至りました。さっそく、送っていただいたスタンドを使い、ステレオの近くに置いてみました。部屋のトップライトに照らされて、ほどよく輝いています。せっかくなので、いろいろな角度から、見たいと思い、iphoneのバックライトを使い、眺めることもしてみました。初めて購入するには、丁度良かったと思います。いつかは、完全体を購入したいと思っています。
千葉県/男性
アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























