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ワールドクラスの輝き!フルスペクトル七色に光るアンモライトピース(Ammolite)/【al139】
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宝石に認定されていることで、知られるカナダ産のアンモナイト、プラティンティラス。通称アンモライトのご紹介。レッドからブルーまでフルスペクトルカラーの輝きを見せる強烈な標本です。
表面がウロコ状に見える状態、美しい産状として知られる「竜のウロコ」。まさにレインボードラゴンです。
レッドからブル-まで完全なレインボーカラー。通常、青の発色が弱く、赤ばかりが目立ちがちですが、この標本は、むしろ青の存在感が赤を勝っている。これは非常に希少です。青がここまで美しく発色するということもそうですが、それぞれの色が明瞭明確にグラデーションを成し、それぞれが同程度に強く輝く、というバランスが最も希少な要素といえるでしょう。
中央はヘソです。ヘソとはアンモナイトの中心部分のことです。
竜のウロコとはよく言ったものです。芸術的なウロコ風の産状。イリデッセンス(iridescence)を持つアンモナイトは他にもありますが、この産状はアンモライトに特有で、宝石と言われても、誰も驚かないことでしょう。
アンモライトの存在を知らない人が見ると、一体何に見えるのでしょう。一度記憶を消し去ってから見てみたい、そんな標本です。
このブルーの美しさ。他の追随を許さないアンモライトならではのハッキリと強い強烈な印象。
これが完全体ならば、目が飛び出るほどの価格でしょう。コストパフォーマンスの良いピースとしては、最高クラスの標本です。
発色を何とか弱めようと、色々な角度を探してみました(発想がおかしいですが・・・)。それでもこんなに光る。
もっと光よ!弱くなれ!!とアングルを探してみても、?まだ光るのです・・・。この標本の発色の良さを逆からアプローチしてみました。
後側。こちらの面を下に平置きをすると安定します。
ここからは発色の良いところをどんどんご紹介。アイドルのプロマイドのような写真の連続です。
きらきらきら・・・。
ぎらぎらぎら・・・。
ピースでありながらヘソ付きが嬉しい。
パーフェクトグラデーション。
ブルーの部分のウロコ状の感じがたまりません。レインボードラゴン。
最大部10cmを超える、これぞアンモライトというハイクラスな強烈な光を放つ、レインボードラゴンこと、アンモライトのご紹介でした。
商品スペック
| 商品ID | al139 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | ワールドクラスの輝き!フルスペクトル七色に光るアンモライトピース(Ammolite) |
| 産地 | Alberta, Canada |
| サイズ | 10.2cm×8.8cm×6cm 740g |
| 商品解説 | ワールドクラスの輝き!七色に光るアンモライトピース(Ammolite) |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























