濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト アンモナイト 販売

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濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト/【al106】

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【al106】

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濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その1)

レッド&シックブラウンを楽しみたいならこれ!幅広アンモライトの登場です。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その2)

6cm×4cmの面がこのように強い発色をみせてくれるのが本標本の特徴です。赤色といっても、少し茶色がかった、ワインがかった色あいで、シックな大人の雰囲気を漂わせています。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その3)

切れ目なく遊色します。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その4)
濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その5)

基調色は赤なのですが、このようにグリーンがちらちらっとさり気なく光ってくれ、心にくい演出をしてくれています。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その6)
濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その7)

アンモライトは、別名アーポアク(Aapoak)という名前が与えられています。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その8)

アーポアクの意味は「ありふれた石」。なぜこんな不可思議な意味がついたのでしょうか?

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その9)

アーポアクの名付け人は「?カイナー族」という先住民です。かれらは、アンモライトが埋まっている堆積層の、半分ちかくを居住区とする部族なのです。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その10)

カイナー族が住んでいる辺りを掘れば、美しい石たちがごろごろと出てきたということでしょう。それにしても、このような宝石に囲まれているカイナー族はなんて幸運なのでしょうか。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その11)

いまではありふれた石とは呼べないアンモライト。アンモライトは、アルバータ州の法律によって、採掘量が年間厳しく取り決められています。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その12)

アンモライトをカナダが誇る商用化石として成り立ちはじめたのは、ここ30年間足らずです。現在では、採掘された土地に対し、カイナー族にロイヤリティを支払うといった形をとっています。多くのカイナー族はアンモライトに関わる仕事に従事しているのです。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その13)
濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その14)

強く濃い発色を見せてくれます。本標本、傾けて光の入れ方を変えると、ブラウン色が現れます。

濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その15)
濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その16)
濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト(その17)

これぞ、生物活動によって作り出された宝石です。緑がかったブラウン色の色合いもぜひお手元でお楽しみください。

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商品スペック

商品ID al106
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト
産地 Albert, Canada
サイズ 横6cm / 縦 4cm / 奥行き 1cm
商品解説 濃い赤とシックなブラウンの輝きを見せるアンモライト片の登場です。

カナダ、アルバータ州のアンモライトは、宝石に認定されています。

本標本は強く濃い赤が特徴のアンモライト片で、6×4cmの全面が輝きます。


濃い赤からブラウン色への変化もお楽しみください。

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

アンモライトとは?

アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。

世界で唯一、産地はカナダだけ

アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。

薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる

アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。

地球が贈る、色彩の傑作

アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライト 販売

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アンモライト 販売

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。

画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org

アンモライトとは何か ― さらに深く

アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。

どこで採れるのか?

アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。

なぜアンモライトが生まれたのか

ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。

粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密

現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。

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