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稀少色が見える!形が良い!四角く大きなアンモライト片/【al099】
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なんて飾り映えするアンモライトでしょうか。両面光りする、大きな四角いアンモライトの登場です!
こちらが反対面。ね、四角くて、しっかり光るでしょう。なんだかこの標本からは誠実さのような「きちっと感」が伺えますね。
カットがいいんです。それでいて、稀少色の青がふんだんに見える。
これぞオーロラの色です。
このような様々な色を見せるのは、ほんのちょっとアラゴナイト層が厚いか薄いかで決まるんです。たった0.8~0.5mmの層の間で、青や緑、エメラルドグリーンといった色彩が決定するんです。
このあたりは水彩絵の具に多めの水をたっぷり浸して筆で描いたかのよう。ふわわ~っと淡いカラーが表面に広がっていきます。
重さは500gありますので、かなりの存在感です。片手でもつと心もとない感じの重さ。
気分によってこちらの面でもお楽しみください。両面が光るのは、これができるからいいですよね。
反対側の面は、暖色の赤色や黄色系もお目見えです。あたたかい、柔らかい感じですので、ゆったりした気持ちになりたいときに目を落としてほしい。現代は忙しいですからね。
アンモライト鑑賞におすすめの組み合わせがあるのですが、何だと思いますか?それは・・・・ずばり「アロマ」です。アンモライトで色遊びをしつつ、アロマの香りを楽しんでみると、何だかとてもリラックスしますよ。この標本には、「ティートゥリー」という香りが合うような気がします。
ここ、この色いいと思いませんか。アンモライトの層の厚みが繊細に変化してこの色を作り出しています。光りの当て方によって、ちらと見せてくれる色なんです。
これが裏面ですよ。なんてありがたいんでしょう。。。
最後に表面をご覧ください。
平置きで安定します。飾り映えする両面光りの大きなアンモライトでした。
商品スペック
| 商品ID | al099 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
| 学名 | 稀少色が見える!形が良い!四角く大きなアンモライト片 |
| 産地 | Albert, Canada |
| サイズ | 横12cm / 縦 5.5cm / 奥行き 4cm |
| 商品解説 | バランスのとれた四角形で飾り映えする、大きなアンモライト片の登場です。 片面は緑&青色の強いコントラストがビビッと映える標本です。 一方反対の面は、抽象画のキャンパスに描かれるような柔らかな色が楽しめます。 表と裏、異なった色調ですので、1つの標本をダブルで楽しめます。 平置きで一番安定しますが、立てて飾ってもいただけます。 12cm×5.5cmの広い面で光り、稀少色の青がふんだんに楽しめる、上質アンモライトです。 |

アンモライトとは?
アンモナイトの中でも、ひときわ虹色に輝くものを「アンモライト」といいます。1981年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石として認定されました。
世界で唯一、産地はカナダだけ
アンモライトが産出するのは、カナダ・アルバータ州のみです。この地域だけが、圧力・温度・周囲の岩石成分といった条件のすべてが絶妙に揃い、アンモナイトを約1億年かけて虹色へと変化させました。
薄い・もろい・希少。そのすべてが価値になる
アンモライトの殻はわずか数mmと薄く、非常にもろい特徴があります。完全体で損傷のない標本は数十万~数百万円で取引されるほど希少。価値はサイズと遊色の美しさによって大きく左右されます。一般に市場へ出回るのは、原石の破片や、それらを加工したジュエリーが中心です。
地球が贈る、色彩の傑作
アンモライトは、角度を変えるたびに色が移ろう「遊色効果」を持ちます。1億年という気の遠くなる時間が生んだ光を眺めていると、つい時間を忘れてしまうほどです。

アンモライトを生んだ大自然。アルバータ州の国立公園。

アルバータ地方にあるアンモライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』より。URL: http://ja.wikipedia.org
アンモライトとは何か ― さらに深く
アンモライトとは、白亜紀後期のカンパニアン紀に、北アメリカ大陸の「ベアパウ層」と呼ばれる地層で保存された光輝くアンモナイト化石のことを指します。
どこで採れるのか?
アンモライトは、世界中に存在したアンモナイトの中でも、北米のベアパウ(Beapaw)層からだけ見つかる特別な化石です。この地層はカナダ西部のアルバータ州からサスカチュワン州、さらに南のアメリカ・モンタナ州へと続く広大な範囲に分布しています。この一帯からのみ、宝石としての輝きをもつアンモライトが産出します。
なぜアンモライトが生まれたのか
ロッキー山脈のある北米内陸からアンモナイトが見つかるのは、白亜紀当時、この地域に「西部内陸海道(Western Interior Seaway)」という巨大な内海が広がっていたためです。内海は大陸を東西に隔て、東側をアパラチア大陸、西側をララミディア大陸と呼びました。その後、海が後退(海退)し、海底であった地面が陸化する過程で、アンモナイトは粘土質のベントナイトに埋もれ、保存されることになりました。
粘土に守られた奇跡 ― アンモライト形成の秘密
現在は化粧品や猫砂などにも利用されるベントナイト。この粘土質の層に覆われたことで、アンモライトの殻を構成するアラレ石(アラゴナイト)が変質せず、そのままの状態で保存されました。方解石に変わらず、鉄やマグネシウムなどの鉱物に置換されたことが、あの独特の輝きを生み出したと考えられています。






























