こちらはミャンマー産の琥珀、その名もバーマイトです。旧国名のビルマに由来してビルマイトとも呼ばれ、世界中の琥珀コレクターから高い人気を集めています。内部にはさまざまなインクルージョン(内包物)が見られます。
よく見ると、写真中央に、虫の羽と思しきインクルージョンが見られますね。高倍率のルーペを用いてお探しください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
その羽をアップで撮影しました。翅脈まで保存されていることが分かります。琥珀は古代の針葉樹の樹液が化石化したものですが、バーマイトは特に古い樹液が起源とされています。ロンドン自然史博物館の研究によれば、バーマイトは約1億年前、つまり恐竜時代に起源を持つとされています。
内部には植物片を含む様々なインクルージョンが見られます。
実はこの琥珀、非常に大きいのです。手のひらと比較すると、その大きさがよく分かるでしょう。
バックライトに照らされて煌々と輝く姿は見事です。琥珀は光との相性が抜群で、特にバーマイトは紫外線を含む光との相性が良く、非常に綺麗に光ります。
こちらには、虫の一部の可能性があるインクルージョンが見られます。高倍率のルーペを用いると、肉眼では分からなかった様々な物体が潜んでいることが分かります。まるで洞窟探検を楽しんでいるようです。
他と雰囲気の異なるインクルージョンが現れました。これは葉かなにかの一部でしょうか?
左右3センチを超える、とても大きなバーマイトです。
100円玉との比較。様々なインクルージョンを含んでおり、見応え充分です。
価格:
商品ID:ot3694
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:3.2cm×2cm×厚0.6cm
商品説明:目をみはる大きさ、3センチ超えのビッグサイズ!極めて古い恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)
この商品は売却済みです。
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