こちらは恐竜時代の琥珀として有名な、ミャンマー産の琥珀、バーマイトです。ビルマイトと呼ばれることもあります。バーマイトは主にミャンマーで採集される琥珀で、旧国内のビルマから名付けられました。琥珀とは針葉樹の樹液が長い時間をかけて化石になったもので、まれに、昆虫や植物片などを含んでいることがあります。バーマイトは非常に美しい色合いを持つだけでなく、地質学的に非常に古い時代から来たもので、コレクターの間で人気を博しています。ご覧のように羽を持つ昆虫を観察できます。観察には高倍率のルーペが必要になります。
ご覧のように、先程の虫にとどまらず、様々なインクルージョン(内包物)が見られます。ぜひ高倍率のルーペを用いてください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
琥珀の中に含まれる虫は、非常に古いものにもかかわらず、良好な保存状態を保っているものが少なくありません。これは、琥珀が外部の酸素や微生物の侵入を防ぐ防腐作用を持っているためです。琥珀は密閉性が高く、インクルージョンを外部の環境変化から守り、分解を防ぎます。琥珀自体が化学的に比較的安定しており、酸やアルカリに対しても、一定の耐性がある点も見逃せません。
非常に古い時代の琥珀ですが、透明度が高く美しい色を呈します。
特に、この写真のように後方から光があたると、レモンイエローに輝きます。
高倍率のルーペを用いて、じっくりと観察していくと、こちらには別の虫が内包されているようです。
小さな植物片も多数見られます。基質と思われた部分にも、非常に微細なインクルージョンが見られますね。
約21ミリほどあります。恐竜時代の琥珀として名高い、ビルマ産の琥珀、バーマイトです。
価格:
商品ID:ot3654
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:2.1cm×1.2cm×厚0.1cm
商品説明:精細な羽虫が内包!恐竜時代の琥珀として名高い、ビルマ産の琥珀、バーマイト(Burmite)
この商品は売却済みです。
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