こちらはバルト海産琥珀を使ったペンダントトップです。バルト海は現在でこそ海ですが、約4000万年前までは広大な針葉樹林帯が広がっていました。その針葉樹林の樹液が化石化したものが琥珀と言われています。なんと約10万トンとも言われる莫大な量が眠っているとされ、世界最大の琥珀産地と考えられています。
また、たびたび内部には虫が内包されています。樹液に取り込まれた虫がそのまま化石化したものだと考えられており、当時の環境を知る貴重な資料です。透明度の低い琥珀ですと、内部に虫が内包されていても視認できません。このような透き通った基質を持つ琥珀でのみ、虫を観察することができます。
ティアドロップ型の均整の取れた形です。虫が閉じ込められていることに肉眼ではすぐには気づかないかもしれません。
見事な透明度と煌めきを備えたこのバルト海琥珀は、光が当たると輝きを放ちます。琥珀は古来より王侯貴族に愛されてきた最も古い宝石の一つです。
高倍率のルーペで拡大して撮影しました。琥珀の中をご覧になるには、最低でも20倍から30倍の高倍率のルーペが必要です。ルーペの選定には、コラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を参考にしてください。
虫だけでなく、植物片など、多様な内包物が琥珀内に見られます。これらを鮮明に観察するためには、この琥珀のように透明度が高くなければなりません。ぜひ、琥珀の微細な世界に触れ、その美しさと複雑な構造をお楽しみください。
もちろんペンダントトップとしての美しさは折り紙付きです。
琥珀本体24ミリほど。遠目から見てもはっきりと分かるほど十分な大きさがあります。
100円玉を2ミリほど上回る大きさです。
価格:
商品ID:ot3567
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Baltic Sea
サイズ:本体2.4cm×0.9cm×厚0.5cm 金具含め全体3.2cm×0.9cm×厚0.5cm
商品説明:抜群の透明度、煌々と琥珀色に輝く!古代の虫を閉じ込めた琥珀のペンダントトップ(シルバーチェーン&高級ジュエリーケース付き)
この商品は売却済みです。
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