こちらはバルト海産の虫入り琥珀です。バルト海産の琥珀のなかから発見される虫としてはとてもレアとされる「カラガラムシ」を内包しています。高倍率のルーペで観察すると写真のように素晴らしい保存状態を視認できます。
触角もご覧の通り。
基質の透明度は抜群で、虫がシルエットとして浮かび上がります。ぜひ後方よりライトをあててご覧ください。
肉眼でも存在をはっきりと捉えることができます。
カイガラムシは現世では植物に取り付く虫としてよく知られていますが、バルト海産琥珀の中から発見される虫のなかでは極めてレアなものの一つです。カイガラムシという名前は貝殻のように見える(動かないため一見すると虫に見えないこともある)からなのですが、その億はメスだとされています。こちらはそういった特徴が見られないため、雄である可能性が高いと考えられます。
100円玉との比較。後方よりライトを当てるとレモンイエローに輝きます。ぜひルーペで内部を御覧ください。ルーペの選び方はコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
価格:
商品ID:ot2589
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Baltic Sea
サイズ:本体1.1cm×0.8cm×0.2cm
商品説明:レアなカイガラムシを内包した、バルト海産の虫入り琥珀(Amber)
この商品は売却済みです。
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