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5本の触手、円形のディスクがそのまま保存!2キロ近いビッグサイズ標本!最も古い生物群の一つ、モロッコ産クモヒトデ(Ophiuroidea)の化石/古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらは棘皮動物、クモヒトデの化石です。5本の長い腕がすべて保存されています。


2000グラム近い立派な母岩に鎮座しています。クモヒトデはおよそ5億年前、オルドビス紀初期に現れたと考えられています。しかも現世にも棲息しています。現世にグループが存在する中で、もっとも古い生物の一つと言って良いでしょう。5回にわたる地球レベルでの大絶滅を乗り越えて現世に棲息しています。絶滅についてはコラム「地球のタイムスケール」を御覧ください。


クモヒトデは一般に深海に生息しています。中央の大きなディスクのような構造物に内蔵が収められていて、そこから伸びる触手で他の生物を捕え捕食します。


中央のディスク状の構造物。触手に伸びた神経を統合していました。クモヒトデは目などの感覚器を持たないため、触手に張り巡らされた神経を使って環境を感知していると考えられています。その神経系は極めて優秀で、光も検知でき、危機を感じると暗い場所に逃げ込むことができるようです。


ディスクの中央には顎があり、触手で捕えた生物をここに放り込みます。プランクトンや甲殻類、ワームなどを主に捕食していたと考えられています。


長い触手がほぼ完全に保存されている点にご注目ください。およそ5億年前という生物の化石としては最古レベルに古い標本である点も強調しておきたいと思います。


クモヒトデが化石として保存されるのは炭酸カルシウムでできた骨格を持っているからです。化石になる段階で方解石へと変化し、硬い化石になります。一見するとタコの足のように感じるかもしれませんが、タコの足の大部分は軟体の有機物ですから将来、数千万年後、数億年後に化石として残存する可能性は極めて低いです。


こちらは裏面です。ほぼ平らにカットされています。


厚みはおよそ26ミリ。分厚い母岩。


もう一度、全形をご覧いただきましょう。ディスクと長い触手5本がしっかりと保存されていることが分かります。


100円玉との比較。本体最大部12センチ長、母岩を含めると20センチ、重量は2000グラム近い、非常に立派な化石です。

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価格:¥42,800

商品ID:ot2570

時代:古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前)

産地:El Caid Rami, Morocco

サイズ:本体幅12.5cm×11cm 母岩含め全体20cm×19.3cm×厚2.6cm 1900g

商品説明:5本の触手、円形のディスクがそのまま保存!2キロ近いビッグサイズ標本!最も古い生物群の一つ、モロッコ産クモヒトデ(Ophiuroidea)の化石

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