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初登場、アンモナイト亡き後の海を泳いだ「絶滅オウムガイ」アツリア(Aturia)の化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)
こちらは、福井県高浜町名島で採集された頭足類、アツリアと同定された化石です。アツリアはオウムガイの仲間で、古第三紀〜新第三紀にかけて繁栄しました。現生のオウムガイと同様に、殻の内部に複数の小部屋(気室)を持ち、そこにガスや液体を出し入れして浮力を調整していました。殻口から腕を伸ばして遊泳生活を送っていたと考えられています。
母岩に埋まった状態で殻形がうっすら分かる、未クリーニングタイプの標本です。オウムガイ類としてはかなり新しいグループで、アンモナイト絶滅後の新生代において、複雑な縫合線(S字〜V字カーブ)を発達させた「進化型オウムガイ」の代表格です。
写真中央付近に未クリーニングの母岩が見えます。ここは、ちょうどアツリアの巻きの中央部分、いわゆるヘソに当たる部分です。
産地の福井県高浜町名島(なじま)は、新生代中新世(内浦層群など)の地層が分布しており、貝類や頭足類、植物化石などが産出することで知られています。とはいえ、アツリアの産出は珍しく、国内化石コレクターにとっては価値ある標本の一つです。
一般市場で流通するオウムガイ化石(マダガスカル産等)に比べ、「アツリア(Aturia)」は流通数がはるかに少ないグループです。部分化石が大半ですが、ヘソを中心に外縁の輪郭も残されている点にご注目ください。
側面を撮影しました。母岩がかなり残されている状態です。
約9.1cm×5.4cmの母岩に、約5cmの本体が残されています。
100円硬貨との比較です。弊社化石セブンで取り扱うのも初めての、希少化石です。
新生代に繁栄した絶滅オウムガイ、アツリアの生態復元図(想像図)です。
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商品説明:初登場、アンモナイト亡き後の海を泳いだ「絶滅オウムガイ」アツリア(Aturia)の化石。福井県高浜町名島
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