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周長11.8cmの圧倒的バルク!保保存状態も上々で、見どころが尽きないモササウルス(Mosasaurus)類の巨大な歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)

モササウルスと言っても、実は様々な種類が存在します。狭義には「モササウルス属」という特定のグループを指しますが、一般に広く呼ばれるときは、プログナソドンやグロビデンスなども含んだ「モササウルス科(類)」全体を指します。これほど巨大で肉厚な歯化石であれば、プログナソドンのものである可能性も十分に考えられますが、現段階では種までの同定には至っていません。

本標本の見どころは、何と言っても獲物を噛み砕くための「頑丈な歯冠(エナメル質部分)」と、それを支える「太い基部」の圧倒的なボリューム感です。


また、彼らの顎の力は極めて強力でした。その歯はサメのように獲物を切り裂くというより、ウミガメの甲羅やアンモナイトの殻を「噛み砕く」ことができるほど、頑丈な円錐形へと進化していたのです。

生息時期は中生代白亜紀(特に最末期のマーストリヒチアン、約7200万年前〜6600万年前)にあたり、まさに恐竜時代のフィナーレを飾る時代です。当時の地球環境は全体的に温暖で、海水面が高かった(海進期)ため、現在の陸地のかなりの部分が「テチス海」などの浅い海に覆われていました。
陸上でティラノサウルスやトリケラトプスが繁栄していた頃、海では首長竜に代わってこのモササウルス類が急速に巨大化を遂げ、海の絶対王政を築き上げていました。






モササウルスのウンチク
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。