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3000万年前、漸新世のタイムカプセル……米国アイダホ州産、「生きた化石」メタセコイア(Metasequoia)の葉化石/新生代第三紀(6600万--260万年前)

メタセコイアは、白亜紀後期から新生代にかけて北半球で広く繁栄した、落葉性の高木針葉樹です。現生種が発見されるまでは化石でしか知られていなかったため、「生きた化石」の代表例としてもよく知られています。
軸に対して細長い葉が左右に向かい合って並ぶ「対生(たいせい)」の配列は、メタセコイアらしさを感じられる見どころの一つです。

化石として知られる時代のメタセコイアは、湿潤で温暖な湖の周辺や河川沿いなどに大きな森林をつくっていました。現在では中国に自生地が限られる希少な存在ですが、かつては北米やユーラシアの温帯〜亜熱帯域に広く分布し、森林を構成する主要な樹木の一つでした。
その点は、現生のメタセコイアと大きく異なるところです。

陸上では、哺乳類が大型化・多様化していき、初期のウマをはじめとするさまざまな哺乳類が発展していました。植物の世界でも、寒冷化や季節性の強まりに適応するため、冬に葉を落とす落葉樹が勢力を広げていきました。
メタセコイアの「落葉性」という性質は、こうした環境変化の中で大きな強みになっていたと考えられます。


母岩は非常に粒子の細かい淡褐色の泥岩〜シルト岩質です。植物の組織が大きく乱れることなく残されており、細長い葉のシャープな輪郭や、枝葉が重なり合うような立体感を美しく観察できます。


非常に粒子の細かい母岩に、植物の組織がぴったりと圧着している様子がよく分かります。小さすぎず、場所をとらないサイズ感で、デスクのペン立ての横やキャビネットの中など、日常のちょっとした空間を飾る標本としてもおすすめです。


商品説明:3000万年前、漸新世のタイムカプセル……米国アイダホ州産、「生きた化石」メタセコイア(Metasequoia)の葉化石