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明智光秀にも関係が!?日本人の心「桜」を宿す石 … 京都府亀岡市稗田野産「桜石」/Unknown 化石セブンスマホ専用サイト


京都府亀岡市で産出されるこの「桜石」は、その名の通り、岩石の中に小さな桜の花が咲いたような不思議な見た目が特徴です。この標本は、あまりにも「花びら感」が素晴らしいため、一見すると人工物のようにも見えますが、これは地質活動によって長い年月をかけて生み出された天然の造形美です。日本三大奇石の一つとして知られ、古くから愛好家に親しまれてきました。


クローズアップで見ると、その精巧な造形に驚かされます。この花の正体は「コーディエライト(菫青石)」という鉱物の結晶です。3つの結晶が互いに120度で交わりながら成長する「三連双晶」という特殊な形態をとることで、断面が桜の花のような幾何学的模様になります。まるで、家紋が刻まれた石のようで、初めて見る人はきっと驚くことでしょう。


こちらにはより「花びら感」のある結晶が見られます。実はこの桜石、多くの場合は元の「コーディエライト」が変質し、成分が「白雲母」や「緑泥石」などへと置き換わっています。このように、結晶の外形(花の形)を保ったまま中身が別の鉱物に変わる現象を地質学で「仮晶(かしょう)」と呼びます。言わば、元の結晶が石の中に残した“記憶”のような存在です。


産地である亀岡市稗田野の桜石産地は、国の天然記念物に指定されており、現在では新たな採集が制限されています。本品のような標本は、今や入手が難しい希少な在庫の一つです。


この標本のベースとなっている茶褐色の岩石は「ホルンフェルス」と呼ばれる変成岩です。かつて泥岩だった地層に、高温のマグマが貫入し、その熱によって「焼き締められた」ことで誕生しました。この熱変成の過程で、母岩の中にコーディエライトの結晶が芽生え、後に桜石へと変化したのです。


最も厚い部分で約27ミリです。丁寧に扱っていただければ、強度に問題はありません。


花の直径は約6ミリ。桜石としては非常に形の整った、存在感のあるサイズです。


100円硬貨とのサイズ比較です。京都の「桜石」には、戦国武将・明智光秀にまつわる伝説をはじめ、多くの民俗的なエピソードが遺されています。科学的には「熱変成作用」がもたらした偶然の産物でありながら、文化的には人々の心を癒やす花として愛されてきた桜石。自然の営みと歴史の記憶が重なり合って生まれた“咲かない桜”を、ぜひコレクションに加えてみてください。

なお、光秀にまつわる伝説とは、本能寺の変の後に敗走した彼がこの地を通り、地面に落ちた桜模様の石を見て自身の運命を悟った、というもの。史実の真偽はともかく、土地の記憶とともに語り継がれてきた、非常に趣深いお話です。

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価格

商品ID:ot4455

時代:Unknown

産地:京都府 日本

サイズ:本体最大0.6cm 母岩含め全体5.7cm×5.4cm×最厚部2.7cm

商品説明:明智光秀にも関係が!?日本人の心「桜」を宿す石 … 京都府亀岡市稗田野産「桜石」

この商品は売却済みです。

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