

こちらは黒色成分がよく残った、木の葉の化石です。この黒色成分は、木の葉そのものが炭化して保存されたものと考えられ、木の葉化石に多い「印象化石」とは異なります。岩手県雫石町からは、たびたびこうした状態の良い木の葉の化石が発見されることで知られています。

木の葉が生えていた樹木が繁栄していたのは、今から2000万年ほど前くらいと考えられています。中新世と呼ばれるこの時期は、日本は比較的温暖で、広葉樹・針葉樹いずれも生い茂った豊かな森が広がっていたと考えられています。当時の東北地方には淡水湖があり、湖底に落ちた木の葉に火山灰が降り積もることで、酸化が進みにくくなり、このような良好な状態を維持できたと考えられています。
詳しくはコラム「湖底に眠る葉……木の葉の化石ができるまで」をご覧ください。

葉柄や葉脈が非常に明瞭に残っています。数千万年が経過したとは思えないほど、まるで湖底に眠る木の葉そのもののような姿です。これが自然の作用によって残された“本物の化石”であることに、あらためて驚かされます。

母岩は本体を囲むように、カットされ、色のコントラストも明瞭で、本体を引き立てています。

裏面です。湖底の一部を切り取ったかのような、きめ細かい石質です。採集年はいまから約20年前の2005年8月であることが分かっています。

この幾重の層構造が、木の葉を腐敗から守ってきたことが分かります。

木の葉本体の大きさは、約7センチ弱あります。

100円硬貨との比較写真です。本体が炭化し黒く残った、保存状態の良さが際立つ、貴重な木の葉の化石であることが分かります。


価格:
商品ID:ot4404
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:岩手県 日本
サイズ:本体幅6.9cm 母岩含め全体8.8cm×6.5cm×厚1.2cm
商品説明:岩手県雫石町産|本体が炭化し黒く残った、保存状態の極めて良い木の葉の化石。採集年月:2005年8月
この商品は売却済みです。
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