こちらは、ミャンマー北部・フカワン渓谷で採取された琥珀、「バーマイト」です。バーマイトは約1億年前、白亜紀中期にかけて形成されたもので、世界的にも非常に古く、多様な内包物を含むことで知られています。本標本は、高倍率のルーペを用いて撮影されたもので、羽虫が精緻に保存されている様子をご覧いただけます。
先ほどの虫は、写真の下部に見られます。バーマイトに含まれる昆虫は1000種類以上確認されており、当時の生態系を知るうえで重要な手がかりとされています。
この地域には、約1億年前、熱帯雨林が広がっていたと考えられています。周囲には河川、湖、ラグーン、湾などが存在し、自然火災などで傷んだ木々から大量の樹液が分泌されました。その樹液が河川を通じて堆積層に運ばれ、長い年月をかけて化石化したものが、こうした琥珀だと考えられています。
この標本には、多数の羽虫が同時に確認できます。栄養豊富な樹液に群がった羽虫たちが、一度に琥珀に閉じ込められたものと考えられます。
補助光を背後から当てて撮影しました。光を受けると、鮮やかな琥珀色に輝きます。
肉眼では、このように見えます。ぜひ高倍率のルーペを用いてご覧ください。30倍程度の倍率があれば、細部まで明瞭に捉えることができます。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
幅は左右約14ミリほどです。
100円硬貨との比較写真です。多数の羽虫を内包した、ミャンマー産の琥珀「バーマイト」です。
価格:
商品ID:ot4215
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:1.4cm×0.9cm×厚0.5cm
商品説明:複数の羽虫が一箇所に集結!ミャンマー産の、約1億年前の琥珀、バーマイト(Burmite)
この商品は売却済みです。
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