こちらはミャンマー北部、フカワン渓谷で採集された、「羽虫」を内包する、約1億年前の琥珀です。この地域から採取される琥珀は「バーマイト」として知られています。ミャンマーの旧国名であるビルマにちなんで、ビルマ琥珀、または英語読みでバーマイトと呼ばれています。
バーマイトは前述のように、約1億年前という極めて古い琥珀でありながら、多種多様な内包物を含んでいることで知られています。琥珀に包まれることで外部環境の影響を受けにくくなり、見事な保存状態を維持しています。特に翅脈まで保存されている点にご注目ください。
琥珀は内包物の保存に優れていることから、「小さなタイムカプセル」と呼ばれます。虫単体では、どんなに好条件の環境であっても、これほどの保存状態を維持することは難しかったでしょう。ましてや、白亜紀の虫であればなおさらです。
また、琥珀内部に眠る虫の化石が立体的であることも特徴の一つです。通常、化石は堆積物の重さに比例して扁平になっていきます。虫などの軽量で脆い生物は、押しつぶされた版画のようになるのが一般的ですが、琥珀内部の虫はご覧のように立体的で、さまざまな角度から観察することができます。
透明度が高いため、虫を視認しやすくなっています。
肉眼でも虫を確認できますが、ぜひ高倍率のルーペをご利用ください。30倍以上の倍率をおすすめします。
ルーペを通して見ると、全体の輪郭や翅脈、さらには触角なども観察できます。琥珀は小さいため、虫眼鏡では倍率が不足します。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
左右13ミリほどあります。
100円玉との比較です。
価格:¥3,900
商品ID:ot4164
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Myanmar
サイズ:1.3cm×0.6cm×厚0.1cm
商品説明:触角、翅脈まで保存された羽虫を内包!約1億年前に形成された古き、琥珀、バーマイト(Burmite)
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