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古生代デボン紀の海を遊泳していた、まっすぐな殻を持つイカやタコの仲間・オルソセラス(Orthoceras)の化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前) 化石セブンスマホ専用サイト


こちらはモロッコ産のオルソセラスです。古生代のオルドビス紀からデボン紀にかけて生息していた、非常に古い頭足類の仲間です。「頭足類(とうそくるい)とは何?」と思われるかもしれませんね。実は、現代のイカやタコなどと同じグループに属する生物のことです。アンモナイトもこの仲間に含まれます。イカやタコは殻を持っていませんが、古代の頭足類の多くは殻を持っていました。オルソセラスの特徴は、まっすぐな殻を持っていたことです。"Ortho" とは「直角」や「直線的」といった意味があります。


不思議な半月マークが見えますね。これは縫合線(ほうごうせん)といって、表面の骨格が露出したものです。オルソセラスの殻は内部で複数の部屋に分かれており、海水や空気を出し入れできたという説があります。浮力を調整する役割があったのかもしれませんね。同じ時期には、ゴニアタイトという頭足類も生息していました。ゴニアタイトは、アンモナイトのような渦巻状の殻を持っていたのが特徴です。詳しくはコラム「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」を御覧ください。


裏面です。 平置きする際に便利なよう、平らにカットされています。


最厚部は約11ミリあります。文鎮のような形が面白いですね。それなりの重さがあるので、本当に文鎮として使えるかもしれません。


左右89ミリほどあります。本体は69ミリほどでしょうか。


100円玉との比較。古生代デボン紀の海中を遊泳していた頭足類、オルソセラスの化石です。

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価格

商品ID:ot4042

時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)

産地:Morocco

サイズ:本体最大6.9cm 全体8.9cm×3.1cm×厚1.1cm

商品説明:古生代デボン紀の海を遊泳していた、まっすぐな殻を持つイカやタコの仲間・オルソセラス(Orthoceras)の化石

この商品は売却済みです。

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