こちらは中南米ドミニカで採集された、およそ2500万年前の琥珀です。ご覧のように琥珀の中に当時のアリが内包されています。
ドミニカは世界有数の琥珀産地の一つです。映画ジュラシックパークでは、ドミニカの琥珀が取りあげられ、内包されていた蚊の吸った血から恐竜を蘇らせるというストーリーでしたね。実際には、さまざまな要因から実現不可能のようですが、面白い映画でしたね。詳しくはコラム”映画「ジュラシック・ワールド」のように足らない部分のDNAを加えて、新種の恐竜を生み出すことは可能なのか?”を御覧ください。
バックライトがあたり輝く琥珀。非常に美しい色合いです。
琥珀はもともと針葉樹の樹液が化石になったものです。樹液に群がる虫を取り込んで化石化することがありますが、こちらの化石はその典型例の一つです。
この琥珀の中には、当時のアリのような生き物が包まれています。琥珀の中には通常、大きな虫はあまり含まれていません。これは、一定以上の大きさの虫は樹液から逃れることができることが多いからです。
また気泡も多数存在します。当時の空気を未だ含んでいるのかは不明です。
およそ14ミリ。
100円玉との比較。映画ジュラシックパークでも話題になったドミニカ産琥珀です。
価格:
商品ID:ot3411
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Dominica
サイズ:1.4cm×0.7cm×厚0.5cm
商品説明:アリが封じ込められた、映画ジュラシックパークでも話題になったドミニカ産琥珀(Amber)
この商品は売却済みです。
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