こちらは古代の虫を内包したバルティックアンバーです。バルティックアンバーとは、バルト海周辺国で採集される琥珀のことで、この地域ではおよそ4000万年前の琥珀が採集されます。
こちらのティアドロップ型の琥珀はペンダントトップに仕立てられています。琥珀は古来より王侯貴族に愛されてきた宝石です。
非常に透明度の高い個体が利用されているので、後方より光があたると煌々と輝きます。
高倍率のルーペでのぞくと、虫が包まれていることに気づきます。琥珀はもともと針葉樹の樹液で、群がった虫をそのまま内包してしまうことがあります。通常であれば風化し消えてしまう虫が、琥珀に取り込まれることで、このように現代まで保存されました。琥珀は古代からのタイムカプセルと呼ばれることがありますが、こちらの標本はその好例と言えるでしょう。
飴色?黄色?山吹色?なんとも例えようのない美しいこの色は琥珀色と言われます。
30倍以上の高倍率のルーペを用いて、ぜひ琥珀の中を探検してみてください。こちらの虫に出会えるはずです。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
別の角度からの一枚。
琥珀本体22ミリほど。内部に古代の虫を内包したバルト海産琥珀です。ペンダントトップとしてご利用いただけます。
100円玉との比較。個性的なペンダントトップをお探し方はぜひ!
価格:
商品ID:ot3363
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Baltic Sea
サイズ:本体2.2cm×1.2cm×厚0.5cm 金具含め全体3cm×1.2cm×厚0.5cm
商品説明:これぞ琥珀色!虫が包まれたバルト海産の琥珀ペンダントトップ(シルバーチェーン、高級ジュエリーケース付き)
この商品は売却済みです。
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