こちらはヒメバチ科の虫を内包したバルティックアンバーです。文字通り、バルト海周辺で採集される琥珀です。こちらの琥珀の内部には、極めて希少なヒメバチが含まれています。
ヒメバチは寄生蜂類に属するハチの仲間で、有針類に比べると小型です。大きくてもわずか数ミリといったところ。こちらも個体も例に洩れずに非常に小型です。
高倍率のルーペでご覧いただくと、その姿をはっきりと観察できます。琥珀の内部をのぞくには、30倍以上の高倍率のルーペをお使いください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
ご覧のように透明度の高い標本です。透明度が高いほど琥珀の価値が上がるわけではありませんが、虫を観察する際には透明であればあるほど好都合です。
細身の体に非常に長い触角。ヒメバチの特徴が備わっています。
腹部先端にわずかに長い棘があります。産卵管の可能性がありますが、はっきりしません。
肉眼では、一見虫が含まれているように見えませんが・・・、
ルーペで拡大するとご覧の通りです。琥珀のサイズはおよそ1センチ弱。
100円玉との比較。希少なヒメバチ科の虫を内包したバルト海産の琥珀です。
価格:
商品ID:ot3264
時代:新生代第三紀(6600万--260万年前)
産地:Baltic Sea
サイズ:0.9cm×0.8cm×厚0.2cm
商品説明:ベリーレア!希少なヒメバチ科の虫を内包したバルト海産の琥珀(Amber)
この商品は売却済みです。
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