

こちらは、非常に濃い赤に輝く、マダガスカル産のアンモナイト・クレオニセラスです。このように美しい朱色に輝くアンモナイトは「遊色アンモナイト」と呼ばれます。遊色とは、光が遊ぶようにキラキラと輝く現象のことです。
これは、殻の表層にある極薄の層に光が当たることで、内部で薄膜干渉が起こり、特定の色だけが反射されるためです。

マダガスカルは、こうした遊色アンモナイトの世界的な産地として知られています。古くからアンモナイトの分類が行われてきた地域であり、アンモナイトだけでなく、さまざまな化石が産出する“化石の宝庫”としても有名です。
詳しくはコラム「化石の宝庫、マダガスカル島の産地紹介」をご確認ください。

光があたると、まるで蛍光色のように強く輝くこともあります。ただし、ここまで良好な遊色を持つ個体は非常に希少です。100点以上のアンモナイトの中から厳選した“上質品”ならではの存在感です。

サイズも決して小さくありません。手応えのある大きさです。

しかも、遊色が片面だけでなく“両面”にしっかり現れています。コレクション性が格段に高まるポイントです。

クレオニセラス属は、比較的扁平で円盤のような形をしています。

直径最大部約41ミリほどあります。

100円硬貨との比較です。両面ともに非常に鮮やかなレッドを呈する、マダガスカル産の遊色アンモナイト・クレオニセラスです。遊色アンモナイトの真価は、手に取り角度を変えた瞬間に現れる“動く光”。自然が生み出したナチュラルアートを、ぜひお手元でお楽しみください。


価格:
商品ID:an2673
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.1cm 厚1.2cm
商品説明:両面、ビビッドなレッドが鮮烈!マダガスカル産・遊色アンモナイト/クレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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