

こちらはマダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラスです。遊色とは、殻表面に薄く残存したアラゴナイト層に光があたることで干渉が起こり、特定の色だけが反射する現象を指します。アラゴナイト層は堆積の過程で失われやすく、このように豊かな色彩を残した個体は決して多くありません。
本標本は、その中でも特に輝きの強い個体だけを選び抜いた、上質な一点です。

両面ともに美麗な遊色が備わっています。

殻の流れにそって表れた緩やかなS字の赤いラインが美しい。

マダガスカルは世界有数のアンモナイトの産地で、特に、このような遊色アンモナイトの産地として有名です。北西部、マハジャンガ地方の白亜紀層は、とりわけ上質の遊色アンモナイトが採集されます。詳しくはコラム「化石の宝庫、マダガスカル島の産地紹介」をご覧ください。

手にとって動かすと、光の当たり具合や角度によって遊色の輝きが変化します。ぜひ、ご自身の手でお確かめください。

クレオニセラスは比較的扁平で、薄い円盤状のアンモナイトです。

直径最大部約37ミリほどあります。

100円硬貨との比較です。手のひらサイズながら存在感のある、美麗な遊色アンモナイト・クレオニセラスです。


価格:
商品ID:an2671
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径3.7cm 厚1.1cm
商品説明:マダガスカル産、美麗なナチュラルアート。美麗な遊色が揺らめくクレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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