

こちらは、マダガスカル北東部マハジャンガ地方の白亜紀の地層から採集された、約1億年前のアンモナイト・クレオニセラスです。表面には深みのある赤い遊色が浮かび上がり、ひときわ目を引く美しさを備えています。

遊色は両面にしっかりと残っており、光が当たるとキラキラと鮮やかに輝きます。

アンモナイト殻の凹凸である肋(ろく)に沿って、波打つように光る点も大きな魅力のひとつです。

遊色は、表面のアラゴナイト層が残っていなければ現れない特別な現象で、保存状態の良さを示す重要な証拠でもあります。本標本は、数百点の中から特に状態の良い個体を厳選した一品です。

表面には薄く樹脂によるコーティングが施されており、繊細な遊色層を優しく保護しています。

マダガスカルは世界有数のアンモナイトの産地の一つです。詳しくは、コラム「化石の宝庫、マダガスカル島の産地紹介」をご覧ください。

直径は最大部で約44ミリあります。

100円硬貨との比較です。深い赤色が際立つ、美しい遊色アンモナイト・クレオニセラス。厳選した上質標本です。


価格:
商品ID:an2668
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.4cm 厚1.3cm
商品説明:両面輝く、遊色アンモナイトクレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
このウィンドウを閉じる