

こちらはマダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラスです。北西部マハジャンガ地方で産出した、キラキラと美しい光沢を放つタイプの標本です。マダガスカルは遊色アンモナイトの世界的産地として知られ、古くから分類研究が盛んに行われてきました。特に白亜紀層から採集されるアンモナイトは人気が高く、世界中のコレクターを魅了しています。

遊色層は殻の表面わずか数ミリ(それ未満)しか存在しないため、状態が良くない標本ではまったく光りません。こうして赤く美しく輝く個体は、保存状態の良さを物語っています。

裏面にも赤く光る部分があります。

殻の最も外側では、遊色層が一部ピールしています。どれほど薄い層で輝いているのか、お分かりいただけると思います。

アフリカは化石の宝庫ですが、その南東に浮かぶ巨大な島・マダガスカルは、特に優れた化石を数多く産する地域として知られています。とりわけ海洋生物の種類が豊富で、このクレオニセラスはその代表的存在です。
詳しくはコラム「化石の宝庫、マダガスカル島の産地紹介」をご覧ください。

本標本は主に赤い遊色が強く、角度によって鮮やかな輝きを楽しめます。

クレオニセラスは、扁平で円盤状のフォルムが特徴の美しいアンモナイトです。

直径最大部約48ミリほどあります。

100円硬貨との比較です。マダガスカルが生み出した、約1億年前の美しい遊色アンモナイト、クレオニセラスの化石です。


価格:
商品ID:an2629
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.8cm 厚1.4cm
商品説明:両面が輝く!マダガスカル産・約1億年前の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)
この商品は売却済みです。
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