こちらは、アフリカ南東部の巨島・マダガスカル島で採集された、遊色アンモナイトです。種類は、約1億年前、白亜紀中期の海中を遊泳していたクレオニセラスというアンモナイトです。アンモナイトは、現在のタコやイカの遠い祖先と考えられており、最も古いものは約4億年前に誕生したと言われています。
その後、進化の過程で非常に多様化し、現在では1万種以上が知られています。アンモナイトは種類が豊富で、地層の年代を特定できるほど多様に分化しました。
こちらのクレオニセラスは、マダガスカルを代表するアンモナイトの一つです。マダガスカルでは、かつての宗主国フランスの影響もあり、古くからアンモナイトの研究が進められており、さまざまな種類が発見されています。特に、このようなキラキラと輝く遊色アンモナイトの産地として世界的に知られています。
詳しくはコラム「化石の宝庫、マダガスカル島の産地紹介」を御覧ください。
こちらの標本には、部分的に非常に美しい遊色が見られます。遊色とは、表面にごく薄く存在するアラゴナイト層が、光を受けて薄膜干渉を起こし、七色に輝く現象のことです。この遊色層は非常に薄く脆いため、保存状態の良い標本でのみ観察されます。
独特の淡い輝きが、言葉では表現しきれない美しさを醸し出しています。
クレオニセラスは、表面にゆるやかなS字状の凹凸が見られ、遊色もその曲線に沿って浮かび上がります。手に取って角度を変えると、万華鏡のように光の筋が移ろい、幻想的な輝きを見せてくれます。
側面から撮影しました。
直径の最大部は、およそ44ミリあります。
100円玉との比較写真です。こちらは、遊色アンモナイトの宝庫として知られるマダガスカルで採取された、約1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)。表面には、なめらかな遊色が広がり、美しい輝きを見せています。
価格:¥3,600
商品ID:an2617
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:Madagascar
サイズ:直径4.4cm 厚1.3cm
商品説明:七色の輝き……マダガスカルが生んだ、約1億年前の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)
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