こちらは古生代デボン紀の海中に生息していた頭足類の一種、ゴニアタイトの化石です。ゴニアタイトはアンモナイトの祖先と目されている生物で、よりシンプルな殻を有していました。詳しくはコラム「かたちから学ぶアンモナイトの仲間たち」を御覧ください。
ゴニアタイトの殻は研磨すると、ご覧のような幾何学模様に似たパターンが現れます。ジグザグ模様と表現されることもあります。この模様を縫合線といいます。
中生代になって登場するアンモナイトの縫合線と比較すると、とてもシンプルです。これは内部の構造が原始的だったことを表しています。
直径最大部9センチを超える立派な標本です。
裏面は平たくカットされています。
側面から撮影。厚みはおよそ18ミリです。
直径最大部93ミリ。10センチ近い、かなりの大判標本です。
100円玉との比較。付属のスタンドに載せて撮影した一枚です。
価格:
商品ID:an2358
時代:古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
産地:Morocco
サイズ:直径9.3cm 厚1.8cm
商品説明:アンモナイトの祖先、古生代デボン紀に海に生息していた頭足類、ゴニアタイト(Goniatite)の美品
この商品は売却済みです。
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