こちらは北海道産の正常巻きアンモナイトのポリッシュ標本です。
北海道産のアンモナイトの標本は母岩付きで紹介することが多いのですが、こちらの品は、ポリッシュされたちょっと珍しい標本です。一部がメノウ化しています。
複雑な隔壁を確認できます。一般に時代が若くなるほど、殻の骨格は複雑化すると言われています。ポリッシュした標本の模様も同様に複雑になります。
こちらの標本は中央でカットされた標本(片側)になります。アンモナイトの殻の内部は小さな小部屋に分かれています。その構造がよく分かりますね。詳しくはコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」を御覧ください。
側面からご覧いただきましょう。縁部には連室細管の痕が見られます。連室細管とは小部屋を結ぶ細い管です。アンモナイトの場合、殻の外側に付いていました。
直径最大部43ミリ。
100円玉との比較。北海道産の白亜紀のアンモナイトのカット&ポリッシュ標本です。
価格:
商品ID:an2344
時代:中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
産地:北海道 日本
サイズ:直径4.3cm 厚1.4cm
商品説明:珍しい!北海道産の白亜紀のアンモナイト(Ammonite)のカット&ポリッシュ標本
この商品は売却済みです。
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